プログラミングを試してみたい人向けのC#プログラミングチュートリアル

Windwosですぐに始めるC#プログラミング

POINT
  • このホームページのコンセプトは「やって覚える」
  • Windows標準の環境だけで本格的なプログラムを作成する方法を紹介
  • まずは「hello world!」を表示するプログラムを作成する
目次

プログラミングをすぐに始めたい!

プログラミングの勉強を始めたいです。
でも、最初の準備で躓いてしまいました。
専用アプリをインストールしたり環境作りが大変です。
もっと簡単にプログラミングを始められないのでしょうか?

生徒

多くのプログラミング言語は、まず環境作りが必要です。
でも、C#ならWindows標準の環境で本格的なプログラミングが始められます。

教師

やって覚えるのが一番早い

このホームページのコンセプトは「やって覚える」です。
プログラミングに必要な知識はたくさんあります。
でも、色々置いておいてまずはやってみるのが一番早いです。
これからチュートリアル形式で、プログラミングの手順を説明していきます。
初心者が躓きやすい環境づくりも用語の知識もすっ飛ばして、プログラムを書いてみましょう。
そして、実際に動かしてみながら学んでみましょう。

定番のハローワールド[コンソールアプリ]

では、早速始めます
はじめは「Hello World」という文字を表示します。
新しいプログラミング言語を勉強する際の定番の手順です。
ベテランプログラマーも新しいプログラミング言語を勉強する場合は、同じように始めます。

プログラムファイルを作成

次のファイルを作成してください。
ファイルの保存方法から知りたい場合は「ファイルを保存する方法」を参照してください。

ファイル名:Program.cs
public class Program
{
    public static void Main()
    {
        // hello world!を表示
        System.Console.WriteLine("hello world!");
        // キー入力待ち
        System.Console.ReadKey();
    }
}

//で始まる行はコメントです。
System.Console.WriteLine("hello world!");でhello world!という文字列を表示しなさい、という命令になります。
そのままだとプログラムが終わってしまうので、System.Console.ReadKey();というキー入力待ちをする命令を入れます。
その他の行は今のところは、おまじないだと考えてください。

コンパイル

プログラム言語で記載したファイルをパソコン上で実行できるようにします。
この作業をコンパイルと言います。
次のファイルをProgram.csと同じフォルダに作成してください。

ファイル名:Compile.bat
C:¥Windows¥Microsoft.NET¥Framework¥v4.0.30319¥csc.exe Program.cs
pause

保存したCompile.batをダブルクリックしてください。
下図のような画面が表示されます。

コンパイル

画面の指示通り、何かキーを押して画面を終了してください。
Compile.batと同じフォルダにProgram(Windowsの設定によっては拡張子が表示されてProgram.exeと表示)というアプリケーションファイルが作成されたら成功です。

プログラムを実行

作成されたアプリケーションファイル、Program(Program.exe)をダブルクリックして実行してください。
下図のように「hello world!」を表示される画面が起動すれば成功です。

プログラムを実行

おめでとうございます。
これで「hello world!」と表示するプログラムが完成です。
このような形でプログラムを実行しながら、少しずつプログラミングの知識を学んでいきます。